「外れない」「咬める」「痛くない」 超精密入れ歯(BPS義歯)
BPS義歯のポイント
1 食事の快適さ
患者さんのQOLにとって食事の占める割合は非常に高いです。
総義歯であっても快適に食事出来るということが、まず何よりも大切です。
(1)正確な噛み合わせ
(2)精密な適合
(3)外れにくく、動きが少ない
(4)舌や頬粘膜に合った形態
2 口元の美しさ
(1)BPSで用いる人工歯は口の中で適度な蛍光性を持ち、明るく自然な発色
(2)審美的な排列
(3)一人一人の個性に合った歯の色、形、歯並び、歯肉の色を再現できる。
入れ歯っぽくない、健康的で自然な義歯
3 安全性と長期予後
(1)材料の品質、供給元
全ての材料が欧州の中で歴史の古い大手企業の一社から供給
厳しい安全基準、品質管理
(2)樹脂素材(義歯床:ピンク色の部分)は環境ホルモンが多く出やすいが、
BPS義歯のものは相当少ない
(3)細菌増殖性
以前までのものより、義歯表面で増殖する細菌量が格段に少ない
(4)金属アレルギー
以前の材料では強度的に金属を内部に使用する必要が多かったが、
BPS義歯の材料は十分な強度があるため、その必要が少なくなった
(5)長期予後
長年の使用においても、適切にケアすれば、汚れや匂いがつきにくく、
変色しにくい
4 システム、実績
(1)認定制度
トレーニングを受けて、認定を取得した歯科医師と歯科技工士だけが
製作できる義歯
誰でもどこでも製作できる義歯ではない
(2)世界、日本の大学でも採用
ヨーロッパやアメリカではすでに多くの大学が教育に採用していたが、ここ数年、日本の大学にも広まりつつある
5 歯科治療にかける費用の大切さ
(1)1日の使用時間
義歯は寝ている時間外すと仮定すると、1日15時間近く使用するとことになります。その他の身につける物と比べても長時間、身体の一部として機能しています。
(2)健康の基本は食事から
健康の基本は口からの栄養摂取・・・
それを少しでも快適にすることは言うまでもなく大切です。
(3)インプラント治療との比較
インプラント治療は外科手術が必要であり、治癒期間も含め、治療期間は年単位に及ぶこともあります。BPS義歯は最短で4回、平均5~6回程度の来院で完成します。
6 患者さん個々の難易度
(1)顎の骨の状態、歯肉の状態、噛み合わせの位置、義歯を使いこなす
スキル・・・など。患者さんそれぞれによって条件は異なるため、人によって治療後の機能回復の程度はどうしても異なります。
(2)ただし、その患者さんが持つ様々な状態を最大限利用することが出来るのがBPS義歯です。
入れ歯の痛みを解消します
従来の入れ歯制作方法には限界があります。今泉デンタルクリニックはヨーロッパで開発された「BPSデンチャー」という、非常に精度の高い入れ歯を採用しています。従来の入れ歯に比べて咬む力が伝わりやすく、痛みやズレが生じにくい義歯です。見た目も自然で、これまでの義歯に不満をお持ちの方におすすめです。
BPSデンチャーがぴったりフィットする理由
通常の入れ歯(保険の入れ歯)の制作では型取りは一度しか行いませんが、「BPSデンチャー」では複数回の型取りを行います。静止した状態だけではなく、顎や筋肉の動きも含めて型を取っていきます。BPS公認歯科技工士が咬み合わせ、発音、人工歯の色や形、位置などもしっかりと確認します。お口は「咬む」「飲み込む」「話す」などの動作をともなう器官なので、静止した状態だけで型取りをして作ると、動かすときにズレが生じてしまいます。動く際の形状を想定してつくられたBPSデンチャーはフィット性が非常に高くなり、咬みやすく痛くない、外れにくい美しい入れ歯になります。
BPSシステムによる入れ歯
患者様の症状に合わせて、できるだけご要望を採り入れながら良質な素材を用いてつくられているため、自費診療となります。入れ歯があわなく、何回もつくりなおしている患者様には完成度の高い入れ歯ができるため、食事や会話をまるでご自身の歯で体感するかのように楽しむことができます。
アキュトレー
セミオーダートレーです。精密に顎の形を採得するため、顎の形にそった形を使っています。上顎は6種類、難しい下顎は12種類のトレーを用意しています。
セントリックトレー
顎の位置を採得するトレーです。目測でなく、より患者の口腔内に近い状態で咬合器に装着できます。最初の段階で顎の位置関係を予測することができます。
精密な各個トレー
最初に採った型を元に、その人に合った型採り器具を作り、3種類の硬さの違うシリコンの型取り材を使い分けて、精密印象を行います。
ナソメーターM
はじめに推理した顎の上下の位置関係を精密に分析します。閉口印象採得・中心位の決定・咬合高径の決定が同時にできます。筋肉位で測定するので、左右のアンバランスな咬合になりません。
ストラトス200咬合器
高精度な補綴物を製作しやすく耐久性のある咬合器です。義歯(デンチャー)製作に欠かせないオプション部品が豊富です。
イボベースシステム
超精密義歯(BPS)専用の材料です。この材料は、義歯特有の臭いや気泡が出来ず、作成時の誤差がほとんど無い事で、世界的なブランドになっています。気泡が入りにくいため、入れ歯から起きる口臭を減らす事も出来る画期的な手法です。これは、超精密義歯(BPS)の独自の噛みあわせの理論に基づいて作成されています。
当医院ではBPS義歯以外にも様々な義歯を提供しています
ノンクラスプデンチャー
金属のバネガない入れ歯(義歯)
インプラントオーバーデンチャー
まるで「自分の歯」のようにしっかり咬める入れ歯
アタッチメントデンチャー
残っている歯に金属冠をかぶせ、その上から入れ歯を装着するタイプの入れ歯です。物を咬む能力が高く金属のバネが必要ないため見た目も良いのが特徴です。
金属床義歯
「薄い」「壊れにくい」「飲食物の温かさ、冷たさを感じられる」、保険の入れ歯は「たわみ」がありますので咀嚼することで入れ歯がたわみ、入れ歯をひっかけている歯に過度な力が加わり、その歯を痛めてしまいます。しかし金属床義歯は「たわみ」がほどんどありませんので、バネをひっかけている歯にも優しいです。