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根面被覆術について

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下がった歯ぐきが元に戻せる?

歯ぐきが下がって(歯の根元が見えてきた)(歯が長く見えるようになった)(歯と歯の間にすき間ができた)というのは、患者さんからよく聞くお悩みのひとつ。

歯ぐきが下がると、それまで歯ぐきで隠れていた歯の根元(根面)の象牙質が露出してきます。審美的な問題だけでなく、露出した象牙質は冷たいものがシミやすくなる(知覚過敏)、歯みがきがしっかりできていないと虫歯になりやすくなる(根面う蝕)といった問題が生じてきます。

一度下がってしまった歯ぐきは、基本的には自然に戻ることはありません。ですが、(もうあきらめるしかない)かというと、そんなことはありません。歯ぐきとあごの骨の状態によっては、(根面被覆)という外科治療で、下がった歯ぐきを元の状態に近づけることができます。

歯ぐきの組織を移植します。

根面被覆は、読んで字のとおり(歯の根面を覆う)治療です。露出した根面を覆う手法には、いくつかのパターンがあります。まずは、<1>隣の歯の歯ぐきから、歯ぐきの組織を切り開いて移動させてきて、根面に被せる方法。次に<2>上あごの口蓋から組織を切り取って、根面に持ってくる方法。そして<3>が<1>と<2>の合わせ技です。口蓋から切り取った組織を根面に持ってきて、切り開いた隣の歯の歯ぐきでそれを覆います。日本人は遺伝的に生まれつき歯ぐきが薄い方が多いです。

見た目がよくなるだけじゃない!

根面被覆は、ただ見た目を改善するだけではありません。歯ぐきが下がって根面が露出しているというのはつまり、その部分では歯を支える組織が少なくなっているということ。そこを移植した歯ぐきで覆って厚くするというのは、歯ぐきの抵抗性を高めるので、歯を将来維持していくうえでも大切な処置となります。また、根面を覆うことで、根面の象牙質の露出が減り、知覚過敏の抑制が期待できるほか、根面の虫歯予防にも役立ちます。象牙質はエナメル質より酸に弱く、細菌の関与によりつくられる酸や飲食物の酸で溶けやすいのですが、根面被覆によって、それらの影響を軽減できます。

 

 

 

 

 

 

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